【管理员的访谈室】NO.20-用我的演奏来肯定大家——酸欠少女SAYURI专访

2024-07-07 00:49

采访企划:二爷

采访协力:黑狼卡莲、普露特

摄影:狗文

翻译:Akimi

编辑:二爷

酸欠少女SAYURI,日本女歌手、歌词作家。早在中学时就开始了现场演出活动,2015年8月凭借《乱步奇谭 Game of Laplace》的片尾曲《新月》正式出道,凭借其独特的声线获得了大量的关注,在这之后陆续演唱了《人渣的本愿》、《Fate/EXTRA Last Encore》、《莉可丽丝》等多部知名动画的OP及ED。


本采访由日系新锐厂牌ICHIGO RECORDS提供协助,妄想文库在此对ICHIGO RECORDS表示感谢!


妄想文库:SAYURI女士您好,我们是妄想文库,很荣幸今天能采访您。能否请您先向读者做一下自我介绍呢?

SAYURI:我叫SAYURI,是日本的创作型歌手,经常一边弹黄色吉他一边唱歌。今天请多关照!

妄想文库:本次中国巡演的首站选择在了北京,不知这是否有让您想起涉谷的首演?能与我们分享一下现在的心情吗?现在和当年有相比有着怎样的不同?

SAYURI:因为这是我第一次来北京,完全想象不出有多少人怀着怎样的心情在等着我,的确让我产生了和在涉谷举办个人演唱会前相同的不安和期待。虽然现在有种终于达到了目标的感觉,但我更希望能将这次公演作为起点,积累经验,继续前行。


妄想文库:这次中国巡演,您想向中国观众传达怎样的理念与情感?

SAYURI:我认为我们相距虽远,但都是生活在同一个时代下互相影响的伙伴。我们都背负着生活带来的喜怒哀乐努力活着,所以我想用我的演奏来肯定这样的大家,无论阴晴好坏,我都愿意拼尽全力用音乐为大家献上最真实的鼓励。

妄想文库:这是您第一次来中国大陆,有什么想去的地方或者想做的事情吗?

SAYURI:我想去寺院。这次有机会参观雍和宫这种历史悠久的大型藏传佛教寺院让我非常开心。


妄想文库:您为包括《人渣的本愿》《黄金神威》《Lycoris Recoil》等诸多动画演唱了主题曲,收获了大量的粉丝。请问Anisong的演唱为您的音乐生涯带来了怎样的影响?这些经历是如何成为您艺术道路的一部分的?

SAYURI:想必中国的粉丝有很多都是通过动画认识我的。跨越海峡被无数人所知晓,我认为这就是演唱Anisong对我最大的影响。

根据故事创作歌曲需要去寻找自己和作品之间的共同点。这很有趣,也非常难,是音乐人生中非常宝贵的经验。

妄想文库:《光と闇》这首歌曲深受粉丝们的欢迎,能分享一下它的创作背景和灵感来源吗?您是如何看待这首歌与您未来作品之间的联系?

SAYURI:这是一首非常早期的歌,是根据我看过的小说创作的。

现在回想起来,感觉这首歌曲的创作过程也许和创作动画主题曲有点类似。

歌词里有“世界”这个词,这是因为以前听人说过:“认为自己身处世界之中的人,不会提及‘世界‘这个词。”

我一直认为,只有感到自己和普通人生活的“世界”格格不入的人,在寂静无人的角落才有心声可唱。

也许这首歌所表达的就是这种心声的开端。


妄想文库:您的音乐风格和舞台表现经常带有强烈个人印记,是怎样的经历造就了您如此鲜活的个性?生活中又有哪些元素影响了您的艺术创作?可以和大家分享一下吗?

SAYURI:我受到各种现实新闻和小说等影响。还有些偏科幻的观点对我影响很大。

通过关注并想象那些偏离主流、容易被忽视的观点或者少数派的声音,我开始逐渐形成自己的风格。

感觉我经常怀着想要声援少数派的想法进行创作。

妄想文库:您对自己未来的音乐和生活有何期待和规划?

SAYURI:我想发布新专辑。

敬请期待!


妄想文库:最后,请您对中国的粉丝们说两句吧!

SAYURI:感谢各位阅读这篇采访到最后。

和大家相遇让我非常开心。

为了发布新歌曲今后也会继续唱歌的,如果出了新歌曲请一定要来听哦!




————日文原文————

妄想文庫:さユりさん、こんにちは。私たちは「妄想文庫」です。本日はインタビューの機会をいただき、誠にありがとうございます。まずは、読者の皆さんに自己紹介をお願いできますか?

SAYURI:日本で曲を作って、黄色いギターを弾きながら歌を歌っています。今日はよろしくお願いします!


妄想文庫:今回の中国ツアーの初演は北京で行われますが、これが渋谷での初演を思い出させることはありますか?現在のお気持ちを共有していただけますか?過去と何か違いはありますか?

SAYURI:全く初めて訪れる場所で、どのくらいの人がどんな想いで待ち構えているのかは想像が難しくて、確かに渋谷でのワンマンライブ前のような不安と期待がありました。やっと来れた、というゴールに立つ気持ちもあるけど、この公演の経験をスタートにして積み重ねて行けたらいいなという気持ちの方が強いです。


妄想文庫:今回の中国ツアーで、中国の皆さんにどのような理念や感情を伝えたいとお考えですか?

SAYURI:遠くの地に住む私たちだけど、同じ時代を生きて影響を及ぼしあっている仲間だと思っています。日々を泣いたり笑ったり、心を動かしながら戦って生きている私たちの明るさや暗さの全てを肯定出来るように、等身大の生身の演奏を届けたいです。


妄想文庫:これは初めて中国大陸を訪れることになりますが、行きたい場所ややりたいことはありますか?

SAYURI:寺院に行きたいと思っていたんですが、雍和宮というチベット仏教の、歴史ある大きな寺院を観に行くことが出来てとても嬉しかったです。


妄想文庫:さユりさんは「クズの本懐」、「ゴールデンカムイ」、「Lycoris Recoil」など、多くのアニメの主題歌を歌って、大勢のファンを魅了しました。アニソンを歌うことはあなたの音楽キャリアにどのような影響を与えたか、これらの経験はどう生かされたか、お聞かせください。

SAYURI:中国のファンの方でも、アニメを通して知ってくれた方が多いと思います。 海を超えてたくさんの人に知ってもらえたことが一番大きな影響です。 物語に合わせて曲を作るという経験は、自分自身と作品の共通点を探して共鳴するポイントを見つけていく作業です。それはとても面白くて難しくて、音楽人生において貴重なものでした。


妄想文庫:「光と闇」という曲はファンから非常に高い評価を受けていますが、その創作背景やインスピレーションの源を教えていただけますか?この曲は将来の作品とどのような関連性があるのでしょうか?

SAYURI:この曲は初期の曲ですが、個人的に読んだ小説を元に作りました。

それは今思えばそれはアニメの主題歌を担当する経験に通じていたのかもしれません。

歌詞に”世界“というワードが出て来ますが、『自分が世界の中にいると思っている人間は、”世界“と口にはしない』と、以前に人に言われたことがあり

ます。

普通に人が暮らしている“世界”から疎外感を感じている人間だからこそ、人からはぐれた場所から歌えるものがあるとずっと思っています。

この曲はそんなメッセージの始まりの曲かもしれません。


妄想文庫:さユりさんの音楽スタイルやステージパフォーマンスから常に強烈な個性が伝わってきますが、それはどのような過去の積み重ねによって形成されたものでしょうか?生活の中で、あなたのアートに影響を与える要素は何ですか?それについて教えていただけますと幸いです。

SAYURI:様々な実際のニュースや小説などの物語から影響を受けます。少しSFチックな物事の観点にも影響を受けることが多いです。

そこにあるメインテーマから少しズレた、見過ごされがちな視点や少数派の

声に注目し想像することで私の表現は始まっています。

いつでも少数派の味方でいたいと思う気持ちが創作に関わっている気がします。


妄想文庫:今後の音楽や生活に対して、どのような期待と展望がありますか?

SAYURI:アルバムを発表したいと考えています。

楽しみにしていてください!


妄想文庫:最後に、中国のファンに向けて一言お願いします。

SAYURI:このインタビューを最後まで読んでくれてありがとう。

出会えたことがとても嬉しいですね。

新しい曲をリリースするためにこれからも歌うので、発表されたらどうか聴いてください!