【授权转载——轻之文库】【轻库娘的灵魂拷问】对谈冈咲美保&小林亲弘:“萌王”这个称呼听上去简直天下无敌

(本次采访时间为2019年10月4日,于上海BW签售会。)
轻之文库VOL.1(以下简称轻库):请两位先和读者打个招呼吧。
冈咲美保(以下简称冈咲):好的。各位中国观众,大家好啊。我是利姆鲁·特恩佩斯特的声优冈咲美保。
小林亲弘(以下简称小林):各位中国观众大家好。我是岚牙的声优小林亲弘。谢谢大家的支持。
轻库:《关于我转生变成史莱姆这档事》的第一季刚刚播送完毕,两位是怎样理解这部具有独特魅力的作品的呢?
冈咲:首先,我觉得转生以后变成了史莱姆这个设定本身就非常独特。阅读了原作、观看了动画之后,我觉得这部作品能将惹人发笑的有趣镜头、严肃催泪的感人镜头、酣畅淋漓的战斗镜头放在同一部作品当中,这一集很逗笑,下一集马上就变得非常严肃催泪,再下一集就会变成爽快的战斗。而这样的镜头只有通过动画、通过故事才能展现,我觉得这就是这部作品独到的魅力。
小林:这部作品当中出现了许多不一样的种族,而主角利姆鲁却想让各个种族共存,这种想法我觉得很独特。一般来说,这样的故事里都会出现一些敌人,然后主角的目的就是将他们打倒,可是这部作品里却很少发生这种事情,而是拿共同生存、共同生活当做目标,我觉得这是一种很有魅力的想法。如果遇上了逆境,大家也会互帮互助,我觉得这样的做法对现实世界也很有启发意义。
轻库:在《转生史莱姆》当中,两位演绎的主角利姆鲁和值得信赖的伙伴岚牙向观众展现出了丰富多彩的魅力。整部作品当中,两位有什么特别喜欢的镜头吗?
冈咲:吃掉静之后,利姆鲁变成了人身,刚开始应该不会有人注意到利姆鲁有多厉害,但岚牙说“别小看她”,“她可是利姆鲁大人啊”。这样的台词就表现出,岚牙一直是利姆鲁的伙伴,即使她改变了模样,也会永远是她的伙伴。而小林先生的表演也非常精彩,所以那个镜头我印象特别深刻。
小林:印象深刻的镜头我还挺多的。不过冈咲小姐是《转生史莱姆》配音团队里面最年轻的人之一,也就是一些配角或者嘉宾里面会有比她年轻的,比如茜音。虽然有比她年轻的,但作为最年轻的声优之一,承担了半年番主角的配音任务,每一集都是说话最多的那个。她的这种不断克服困难的过程,就和岚牙、利姆鲁在《转生史莱姆》的世界里一边建立感情一边生存下去的过程一样,因此相比具体的镜头,我觉得这个过程本身就特别让我向往。
冈咲:第一集的时候,利姆鲁就一直在说话,之后维尔德拉登场了,但他很快就退场了。利姆鲁的很多镜头都是一个人在说话,我也总是一个人站在麦克风前面说话。一开始的战斗都是很孤单的,但是慢慢地,哥布林啊,牙狼族之类的慢慢加入战斗,麦克风前面也变得越来越热闹,有了小林先生,还有利格鲁德的声优山本兼平先生,和动画里的角色一样,我自己的伙伴也越来越多,仿佛自己在和角色共同成长一样。
小林:我确实有特别喜欢的镜头,不过这种伴随着作品一起成长的感觉,才是最让我印象深刻的。
轻库:两位是怎样与《转生史莱姆》产生联系、怎样得到出演机会的呢?你们在正式参与配音之前,有读过原作吗?
冈咲:我最开始是得到了一个试音的机会,去试音利姆鲁。从《关于我转生变成史莱姆这档事》这个标题就可以看出,主角是转生变成了史莱姆,但是变成史莱姆之后呢?这就很吊人胃口了。所以刚得到试音机会的时候,我就把原作的漫画版买回来读了,感觉很有趣,希望自己能够出演这样一个角色。而且《转生史莱姆》这部作品本来就有名气,我以前也听说过。那时我完全没想到自己能得到利姆鲁这个角色,参与《转生史莱姆》的配音。我就是这样认识了这部作品。
小林:我一开始是不知道这部作品的,是在确定要参与配音之后才购买了漫画版,然后在从头开始读的时候,我发现这部作品和一般的奇幻作品不一样,很有意思。我把会动画化的部分,大概十一卷左右的漫画都买回去读了。感觉漫画里有些地方还是跟动画不一样,这个也很有意思。
冈咲:是啊,动画有时会增加一些漫画里没有的镜头。
小林:有时候也会去掉一些镜头。
冈咲:看看动画和漫画,就可以感觉到动画的独特之处,都可以从不同的方面表现出《转生史莱姆》的魅力。
轻库:《转生史莱姆》的登场角色们会游走在各种各样的种族之间,时而陷入紧张的战斗,时而回归轻松的日常,请问给这样的作品配音,录音现场的气氛如何?配音时是否遇上过什么困难?有没有什么有趣的小故事分享给我们呢?
冈咲:刚开始的时候,因为画面转换很快,我觉得跟上节奏很不容易。有时候我刚吐槽了哥布塔之类的好笑的角色,结果苍影马上就来通风报信,然后就开始战斗。演绎这种快速转变感情态度的角色,挺困难的。不过到了播送的时候,我发现除了声优的表演,音乐也会配合这种变化。我甚至可以从其他声优的配音上感受到这种气氛上的差别,看的时候感觉非常享受。但是在没有看过成品之前,我还是会去思考应该怎样演绎出不一样的感觉,才能让观众感受到区别。
小林:不过录音现场的气氛还是很宁静的,大家都会友好地交流关于作品的看法,不过一般来说,我们更经常做的事情其实是插科打诨。
冈咲:是啊,除了聊严肃的话题之外吧……我觉得十多二十号人聚在一起的时候,大家总会分成几个小团体,各聊各的,但在我们的录音现场,大家却经常会一起聊同一个话题,能自然而然地聊得这么和睦,我觉得《转生史莱姆》的录音现场真的特别亲切。
轻库:刚才我也提到了在《转生史莱姆》里面有许多不同的种族存在,如果两位转生到那个世界,除了自己演绎的那两个角色利姆鲁和岚牙之外,你们最想转生成哪个角色呢?
冈咲:这不好选啊,得二选一。
小林:这就二选一了?好快!
冈咲:要我转生过去的话,虽然利姆鲁大人很强,不过为了生存下去,还是需要更有威严的角色。比如米莉姆大人,她想成为世界最强魔王,所以她是选择之一。另外一个呢,就是我个人比较喜欢的爱莲,她是冒险者三人组之一,是个很强的冒险者魔法使,在她咏唱“水冰大魔枪”的时候,感觉能让人想象出她小时候说自己未来的梦想是做个魔法使时的模样。一个穿着可爱衣服的可爱女孩,其实是一位强大的魔法使,这种设定本身就特别吸引我,所以我会在这两个角色之间摇摆……
小林:即使能超越性别,你还是想选女性吗?
冈咲:我原本就是以利姆鲁的身份享受着那个世界,而利姆鲁原本是位男性,所以我在配音的时候也是把自己当男性的,所以现在反倒更想在《转生史莱姆》的世界里做真正的女性。
小林:如果能转生过去的话,我比较倾向于紫苑或者朱菜。
冈咲:我可不愿意你变成那两个人。
小林:有什么不愿意的,假设而已!我主要是想换一种性别然后受人追捧了。这一点我是认真的。
冈咲:很单纯?
小林:对,很单纯。
冈咲:但是,作为女性,听你说出两个名字我会有种一言难尽的感觉,请你选择其中一个吧。
小林:啊?那你喜欢哪个?紫苑?还是朱菜?
冈咲:我觉得她们俩身上都有值得嫉妒的地方。
小林:嫉妒啊。
冈咲:同为女性,我觉得朱菜特别可爱,而紫苑身材特别好,所以……啊,不过紫苑做菜难吃来着。
小林:对哦。那我还是选朱菜吧(笑)。
轻库:《转生史莱姆》当中,利姆鲁的台词许多都在表达她的内心。演绎这样的角色会不会很累?
冈咲:说出利姆鲁在想的那些话,也就是所谓的独白,那些台词在剧本上都会用M字标记出来的。给第一集配完之后,我就发现独白与对话交替的地方真的很多,挺困难的。但是配音不能每句都暂停思考,所以从第二次录音开始,我就会在剧本上给用荧光笔给台词划线了。第一集的时候我没有区分独白与对话,都是用同一种颜色划的线,第二集开始我就用了三种颜色,方便分辨不同的语气。
小林:噢,从那时候开始你就分成几种颜色标注了。
冈咲:普通的对话我用蓝色标注,而独白我就用温暖的粉色。
小林:原来还有这样的意义在里面啊,我还是第一次知道呢。
冈咲:是的。另外我还要做旁白,旁白是最中立的,所以我用了和平的绿色。
小林:原来是加入了和平的意义啊。
冈咲:视觉信息对我来说很重要,红色就像斗志燃烧一样,粉色就会有可爱的印象,我会像这样分清楚感觉去使用。
小林:而读旁白的时候,你就会看着绿色让自己平静下来。
冈咲:是的,没错。要想一眼就看明白,除了判断之外,其他方面也需要花费时间。
小林:你的思考方式很理性嘛。
冈咲:我配音的时候差不多就是这种状态。
轻库:利姆鲁在转生钱是37岁的工薪族,冈咲小姐在演绎的时候是怎样理解这种年龄乃至外表上的区别的呢?您是怎样在配音时表现出利姆鲁的内在是个工薪族的呢?
冈咲:我不是男性,也没37岁,完全没那么多的人生经验,但是我完全不会对利姆鲁的思维模式之类的产生疑问,没觉得角色和自己很遥远。倒不如说如果让我去演绎年龄相近的那种文静可爱的女高中生,我反而可能会觉得角色跟自己很遥远。说不定我生下来就有一颗大叔的心吧。
小林:还有这回事?我可是头一次听说啊。
冈咲:所以配音的时候我并不会觉得困难,反倒会觉得很开心。另外,参与工作的导演啊其他工作人员也很多,我会仔细观察他们。我发现他们跟我这种静不下来的不一样,而是像小林先生一样沉着冷静。我觉得37岁的男人困难就是这样的吧。当然,这也只是我的某种偏见吧。我就是通过像这样去观察37岁的男性,来学习他们心态的。
小林:现在我36岁,刚好到第二季的时候就是37了。
冈咲:就跟悟一样。
小林:是的,明年你可以观察我了。
冈咲:我会仔细观察的。
小林:那就好好观察吧。
冈咲:好,我不会客气的。
小林:我得努力了,努力表现得更像三上悟。
冈咲:加油吧。
小林:笑死了。
轻库:动画第八集之后,利姆鲁获得了人身,或许是因为受到了静的影响,她变得非常中性化。冈咲小姐您觉得利姆鲁在什么时候看上去像女性,什么时候看上去像男性呢?
冈咲:非常感谢你提出这个问题,这个问题我也思考过很久。利姆鲁在变成人样之后,与她还是史莱姆状态的时候相比,外表看上去也更像大人了。在与静道别的时候,静对她说“继承我的愿望吧,史莱姆”。利姆鲁在转生过来之后一直活得不明不白,只是漫无目的地去创造了城市,帮助了牙狼族和哥布林,但那一瞬之后,她的活法彻底改变了。从此利姆鲁有了目标,决定要靠自己和伙伴在这个世界里生存下去,这样的镜头让我感同身受。静没能保护好大家,而利姆鲁继承了静的决心。我在配音的时候就是这样理解这种区别的。
小林:你给人身的利姆鲁和史莱姆利姆鲁配音的感觉都略有不同……
冈咲:一开始我是打算用声音去区分两者的,但两边其实都是利姆鲁,变成人身之后,利姆鲁依然是利姆鲁,不过呢,在变成人身的时候,比如战斗的时候,就需要更加正经;而在史莱姆状态的时候,比如泡温泉的时候,因为是在度过一段轻松的时光,一般在配音时我会在这两种时候做出不一样的感觉。所以利姆鲁更像女性的时候一般就是轻松的时候。比如去武装国家德瓦岗的时候,利姆鲁大人看见一大堆武器变得特别兴奋;另外还有吃到好吃的东西的时候,这些朴素而感人的镜头当中,利姆鲁都很可爱。我也不好说这到底像不像女孩,不过我在配音的时候会注意让她表现出这方面的魅力。
轻库:《转生史莱姆》在中国很受欢迎,粉丝们都称利姆鲁为“萌王”。作为利姆鲁的声优,冈咲小姐觉得利姆鲁的什么地方最萌呢?
冈咲:中国的粉丝会这样称呼,我是在《转生史莱姆》的广播节目里读来信的时候知道的。来到上海之后我才真正感觉到居然是真的。
小林:是啊(喝水)。
冈咲:“萌王”这个称呼听上去简直天下无敌啊,“萌”之“王”。
小林:我喝水呢,别呛着我。
冈咲:萌界之王啊。大家能给利姆鲁起一个这么棒的外号,我很开心。这话我自己说有点不太好……
小林:说吧,没关系(强忍笑意)。
冈咲:利姆鲁大人的眼睛在原作当中是一条皱纹,看上去就像一根线一样。我觉得这样的眼睛非常可爱,所以也经常这样揉捏布偶的眼睛。有一次在办活动的时候,粉丝说我笑起来的时候眼睛会眯成一条线。
小林:确实(便乘)。
冈咲:还说跟利姆鲁一样,而我自己也觉得利姆鲁把眼睛笑成一条线的模样非常可爱。
小林:也就是说你自己就是萌王(笑)。
冈咲:我可没这么说哦(半恼)。
轻库:岚牙通过战斗认识了利姆鲁,也得到了岚牙这个名字,但他的父亲是被利姆鲁杀死的,小林先生您作为声优是怎样表现这种复杂的情感的呢?
小林:岚牙自己也说过,自己在这方面也想过许多。一开始我以为,父亲被杀的事情他自己可能还没有彻底接受。不过《转生史莱姆》里面的人,我觉得就和日本战国时代的武士与主公差不多。在城主被杀之后,有了新的城主,武士会宣誓忠诚,继续保家卫国。我就是这样理解岚牙与利姆鲁之间的关系的。
冈咲:我能懂。
小林:所以岚牙会理解世道就是这样的。
冈咲:挺有男子汉气概的那种感觉。
小林:所以看明白了、想通了就没问题了。
冈咲:岚牙真的很帅。一开始利姆鲁还挺害怕的,会问“你不生气吗”。
小林:是啊,这是傍晚河畔的时候突然说的那句台词吧。“你不生气吗”。
冈咲:不过岚牙其实已经接受了这件事,也向利姆鲁宣誓了效忠。
小林:是的,所以我觉得应该就是这样的。
轻库:那么作为利姆鲁最早的跟随者,小林先生觉得利姆鲁这样的领导者怎么样呢?
小林:我是很敬重利姆鲁的。对岚牙来说,为了这样的主公,他肯定是赴汤蹈火在所不辞。所以我也很喜欢她。
轻库:小林先生在《转生史莱姆》当中一直演绎着狼的角色,演绎动物和演绎人类在配音的时候会有什么样的区别呢?
小林:最大的区别是在于呼吸。有些台词会在嘴巴不动的时候说,我也没想过这种时候具体应该怎样发声。不过呼吸声方面,我是特地参考了犬类还有狼的。在跟音效指导明田川先生讨论台词的时候,他就有跟我说过这方面的事情,问我下次能模仿到什么程度。还让我加快呼吸速度,让呼吸变得更加激烈。
冈咲:那个挺累人的吧。你教过我一次,我也试着模仿了一下岚牙的呼吸。
小林:慢慢来的话倒也没什么困难的,呼——呼——呼——这样。但是加快速度就是呼呼呼呼呼呼呼呼呼呼……一边这样呼吸一边说话,差点没把我累死。
冈咲:我试着做了一次,结果弄得缺氧了,甚至连手都开始发麻,所以我很佩服你。
小林:谢谢。呼吸时发声的区别最大,但是在说话的时候,是的做法和给人类配音时是差不多的。
轻库:前不久《转生史莱姆》宣布制作第二季,两位有没有什么可以公开的消息和我们分享呢?
冈咲:得知要制作第二季的时候,我非常开心,而且公开的海报也超乎了我的想象。第一季的海报是利姆鲁大人骑在岚牙身上,然后身边是紫苑等伙伴,大家一起在蓝天之下欢笑,看上去非常和平。但是第二季的海报,气氛上就来了个大转弯。
小林:没有萌王的感觉了。
冈咲:是啊。人形利姆鲁坐在椅子上,主色调是黑色紫色之类的萧瑟的颜色,但是利姆鲁大人却微笑着,这就让我浮想联翩,很好奇第二季会是什么内容。感觉第二季肯定会展现出角色不一样的一面,另外还有最后一集从树的后面偷窥的那个角色……
小林:对哦,还有那个角色。他在片头曲当中也有出现啊。
冈咲:你觉得站在岚牙的角度上来说,第二季有什么想要追求的东西吗?
小林:我跟红丸的声优古川慎说好了,要一起磨砺狼音之道。
冈咲:要是再加快速度,感觉你会晕过去吧。
小林:真晕了就得劳你救我了(笑)。
轻库:最后请两位向中国的粉丝说两句吧。
冈咲:各位中国粉丝,我是第一次来上海,大家竟然这样热情!活动的时候,大家温柔的笑容闪闪发光的;签名会的时候,大家还特地学了日语,向我们说“谢谢”、“加油”之类的话。我们在学“你好”、“大家好”之类的中文时,就体会到了学习的辛苦,一想到大家学说这些话耗费了多少心思,大家来到这里有多么兴奋,我就觉得特别温暖、特别感动、也特别感谢、特别高兴。
小林:从粉丝们身上,我们感受到了对作品的喜爱。我们深刻地感受到了,这种喜爱能够超越国境,超越语言。听见大家说的日语,看见大家人头攒动,我们觉得自己的挑战、自己的工作也有了价值。在第二季当中,我,我们,一定会努力做出更好的第二季。
冈咲:是的。我们要一起创造出这样的气氛。
小林:请多指教。
冈咲:请多指教。
小林:谢谢大家的支持。
冈咲:感谢大家的支持,我很开心。
(c)Taiki Kawakami,Fuse, KODANSHA/“Ten-Sura” Project
日文原文
——岡咲さん、小林さん、こんにちは。軽の文庫Vol.1です。今日はインタビューを受けてくれて誠にありがとうございます。まずは読者さんに簡単な挨拶をお願いします。
岡崎美保:はい。中国のみなさん、こんにちは。リムル=テンペスト役の岡咲美保と申します。よろしくお願いします。
小林親弘:中国のみなさんこんにちは。ランガ役の小林親弘と申します。今日はありがとうございます。よろしくお願いいたします。
——現在『転生したらスライムだった件』アニメ1期はもうすでに放送終わりましたが、お二人はこの独特の魅力を持った作品についてどう思いますか?
岡崎:最初、独特だなって思ったのが、転生したらスライムになった設定そのものだったんですけど、実際に原作とかアニメを見ていくにつれて、笑えるシーンと、シリアスな感動できるシーンと、戦いのかっこいいシーンと、っていうのが、すべての魅力が一つの作品に詰まってることって、すごいことなんじゃないのかなって思って、めちゃめちゃ笑った次の回はすごいシリアスな、で泣ける、でもその次はまた戦闘でかっこよくってみたいな、ホントアニメーションならでは、物語ならではの、そういう、グッと来るシーンとかたくさんあるのね。そういう作品っていうのがわたしは独特なんじゃないのかなって、読み進める、見進めるにつれて思うようになりました。
小林:僕はこの作品はやっぱりその、いろんな種族が出てくるなかで、その種族と共存を目指そうっていうリムルの考え方がすごく独特というか、普通はなんか敵対する勢力が出たらそれと戦って倒すと、そういうのがあると思うんですけど、この作品はなかなかそういうのがなくて、一緒に暮らしていこう、一緒に生活していこうっていう点が、すごく素敵な考え方だと思います。で実際うまくいかないことがあったら、お互い照らし合わすとか、お互いのない材料を分け合ったりとか、そういうのってすごく、いまのこの世界にも必要なものなんじゃないのかと。いまかっこ良く撮っとくね。
——『転スラ』では、二人が演じる主人公リムルと信頼できる仲間のランガが様々な印象を与えています。お二人がなにか気に入ってシーンとかありますか?
岡崎:わたしが好きなシーンとか聞こえたんですけど、わたしがランガの好きなシーン言うとかでもいいんですか?
小林:いいんじゃないですか。
岡崎:リムルがシズさんを捕食したあとに、姿が人型になって、最初はリムルさまっていうのを、気付かないのが普通なのに、ランガだけが、「見くびるな」って。「リムルさまだぞ」みたいな、ずっと味方でいてくれて、姿が変わってもリムルに、ずっとついてくれてるっていうのが、その一言だけで、すごくわかるセリフでもありましたし、小林さんのお芝居もあったので、そこのシーンがね、すごく嬉しかったのを覚えています。
小林:ああ、そうなんですね。それは、そのときにやっぱり、言っていこう。変なこと言っちゃったよ。
岡崎:大丈夫です大丈夫です。
小林:そうですね。印象残ってるシーン。うーん。色いろあるんですけど、やっぱり、岡咲さんが、この『転スラ』のアフレコチームのなかでは最年少、ほぼほぼ。なかにはたまにゲストで来る方で、岡咲さんより若い人って方もいたんですけど。茜音ちゃん。
岡崎:ああ、茜音ちゃん。
小林:そうそう。いたんですけど、ほとんど最年少のまま、2クールの作品一本背負って、一話一話すごく一番喋ってるし、毎回。これを乗り越えていく過程というのが、ランガ、リムルがだんだん、転スラの世界を生きていく、っていうのとちょっと重なるところがあったりして、そこはなんか見ていてとっても、どこのセリフがっていうより、そういう一場面が素敵だなって思っていました。
岡崎:わたしも最初は、一話ってずっとリムルが喋ってて、ヴェルドラさんは出てきましたけどすぐいなくなっちゃうし、リムルもそうですけど、わたしもマイク前で結構一人で喋るシーンが多かったので、結構孤独な戦いをしてたんですけど、だんだんこう、まあそれこそゴブリンだったりとか、牙狼族とか、種族が増えていくに連れて、マイク前にも、小林さんがいらしゃったりとか、リグルド役のあの、兼平さんがいらっしゃったりとか、そういうふうになんか、こっちも、なんか仲間がどんどん増えていってるのがほんとにあったので、すごく、同時進行じゃないですけど、してる感じがして、
小林:リンクしてるのね、物語とね。
岡崎:ガーしてたのがすごい。思い出しました。いま小林さんの話を聞いて。
小林:そうですね。特に気に入ってるシーンは、たくさんあるんですけど、そういう、作品と、この中身を演じている役者が同時に変わっていく感じっていうのが一番印象的ですかね。
——お二人さんは、どのように『転スラ』アニメと関係を持っていたのでしょうか?リムルとランガという2人の役を演じるきっかけはなんでしょうか?そしてアニメ化前に『転スラ』の原作や漫画などを読んだことはありますか?
岡崎:わたしは、オーディション頂いたのが最初のきっかけで、リムルとか、キャラクターを受けて、でも『転生したらスライムだった件』っていうタイトルだけで、転生したらスライムになったんだなってこともわかるんですけど、そのあとどうなるのかはすごく気になっちゃって、だからオーディション頂いたタイミングでその原作の漫画を、わたしはコミックを買って読んだんですけど、すごく面白かったですし、「もし出れるなら」って、「やらせていただけたら嬉しいな」っていう思いも強くなりましたし、実際に転スラっていうキーワードが人気っていうのは知ってて、なんか覚えてはいたんですよ、転すらっていうものがあるっていうのは。だからまさかこういう形でまさかリムルとして関わらせていただけるなんて、あの頃のわたし思ってなかったんですけど。そういうきっかけで転スラって作品に出会えました。
小林:そうですね。僕は、原作は知らなかったんですけども、この作品に参加することになってから、漫画を買いまして、で一から読んで、ああ、なんかこれやっぱり、ちょっと、普通のファンタジーものとはちょっと違うところがあるな、面白いなと思って、それで、十一巻くらい、そのアニメがアニメ化されてるとこまでは漫画を買って読みましね。微妙に違ったりするところがあるしね。
岡崎:そうですね、漫画にないシーンがアニメにあったりとか、
小林:あったりとか、その逆もあってね。
岡崎:ホント、アニメならではの進め方がされてるんだなあっていうのが、マンガを見てもわかるので、どっちもよい「転スラ」のなか味がでてるなあって、思いながら、マンガとか読ませてもらってます。
——『転スラ』という作品の登場キャラクターは、様々な種族が、緊張した戦闘シーンと気軽な日常シーンの間で転換しています。このような作品のアフレコ現場の雰囲気はどのようなものでしょうか?また、何か面白いエピソードがあったら教えていただけますか。
岡崎:そうですね、難しかったなあっていうのが素直な感想で、ちょっと面白いような、例えばゴブタみたいな、ちょっと笑えるキャラクターにすぐツッコんだと思ったら、いきなりソウエイから連絡が来て、すぐ、もう戦いに行くだとか、そういう気持ちの切り替えを、キャラクターとしてリアルなお芝居で演じ分けるっていうのが、すごく難しかったなあっていう印象はあるんですけど、でもいざ放送を見てみると、やっぱ、役者だけじゃなくて、音楽とかもそこにあって、BGMが変わったりとか、実際で他の役者さんのお芝居の雰囲気もガラッと変わられて、見応えがすごくあるなあって思ったんですけど、演じてる身としては、最初の方は結構、どうやったらうまく切り替えたっていうのが、見てくださってる人に伝わるだろうっていうのを考えながら、やっていましたね。
小林:そうですね。そんな演じ方をされているんですけども、アフレコの雰囲気はとても穏やかで、みんな割と和気あいあいといいますか、気軽に作品の大概について話し会えたりして、どっちかっつーと、バカな話とかはいっぱいしてましたね。
岡崎:そうですね、真面目な話もしますけど、ホントにみんなってすごいなあって思ったのが、20人くらいいたら、やっぱり席が近い人と何グループかになって、それぞれ違う話をしたりとかって普通なると思うんですけど、けっこう一つの話題をみんなで話し合うっていう機会がすごくあって、それってなかなかやっぱ、できないというか、自然にそうなることってあんまりないなあって思っていたので、『転スラ』の現場はそれだけ暖かかったし、っていうふうに思いますけど。
——先ほども『転スラ』には様々な種族が存在していると言いましたが、二人が異世界に転生したとしたら、自分が出演しているリムルとランガの2人以外に一番転生したいのはどんなキャラなのでしょうか?
岡崎:迷うなあ。二択で迷うなあ。
小林:二択なんだ!早くない?二択なの、もう?
岡崎:転生するからには、リムルさまも強いですけど、やっぱ生き残りたいですし、すごい威厳、
小林:威厳がほしい。
岡崎:ミリム様?この世の最強の魔王になりたいので、ミリムっていうのが一つの選択肢。でもう一つが、エレンちゃんが個人的にすごく好きで。そう、三バカの一人のエレンちゃん。三バカって言われてますけど、実はエレンってすごく強い魔法使いっていう設定で、「水氷大魔槍」って唱えるときのこの感じが、幼いころに、「将来の夢は魔法使い」とかゆってたときの気持ちをちょっと思い出させてくれるっていうか。かわいい洋服を着たかわいい女の子が、強い魔法を使ってるっていうその設定だけで、すごくわたしはクるものがあって、だからエレンかミリムかで……。
小林:性別も超えられるってことはそこなんだろうな、やっぱり。
岡崎:わたしはリムルとして、その世界を堪能してるっていう記憶があるので、リムルはやっぱり、もとが男性っていうので、わたしも、気持ちはやっぱ男性で演じてたんで、だったら女の子をやってみたいなあみたいな。転スラの世界でだったら。
小林:だとしたら、僕はシオンかシュナですかね。転生するなら僕は。
岡崎:いやですね。
小林:いやですねって言うな。願望だから。
岡崎:そうですね。その、理由っていうのは?
小林:理由は、やっぱり性別の違う状態ですごくちやほやされたらどうなるんだろうって。ここマジメだから。
岡崎:純粋な意見?
小林:そう、純粋な意見。
岡崎:ちなみに、わたし、女性としては、二人を言われるとちょっと複雑な気持ちになるので一人に決めていただきたいんですけど。
小林:えー?どっち派?シオン派?シュナ派?
岡崎:でも、どっちにも嫉妬ポイントがあるんですよ。
小林:嫉妬ポイント。
岡崎:同じ女性として、シュナはかわいすぎるし、シオンはスタイル良すぎるし、ってなると、あ、でもシオンはメシマズですから。
小林:そうか。じゃあ俺、もうシュナかな。シュナにしときます。シュナにします。ごめんなさい。シュナにします。シュナにします。
——『転スラ』ではリムルのセリフ、特にリムルの内面の描写が多い。そんなキャラクターを演じる時は大変だったのですか?
岡崎:そうですね。心の声ってのはモノローグで、Mっていう印が台本に付いてるんですけど、一話を実際にやり終えてあとに、そのモノローグとセリフの入れ替えるシーンってのはほんとうに多いなっていうのが実際に感じて、でも時間は進んでいって、その時間に合わせて、絵も動いていくって、そのスピードになんとしてもついていきたいなって思ったので、二回目のアフレコくらいから、台本に、わたし、自分のセリフに線を引くんですけど、蛍光ペンで。いままではリムルのセリフだったら、普通のセリフでも心の声でも同じ色を使ってたんですけど、ペンを三色使いして、
小林:ああ、分けてたね。途中から。
岡崎:そうなんです。普通の、普段のリムルの言葉としてしゃべるセリフは青色で、心の声はハートフルのイメージがあったのでピンク色。
小林:そんな意味があったのか。いま初めて知ったことです。上海で。
岡崎:そうなんです。ナレーションも担当させていただいてたんですけど、ナレーションは一番ニュートラルっていうか、中立的な立場で読んでたので、平和な緑色?
小林:平和の意味が込められたんだね。
岡崎:自分的には、視覚情報っていうのはけっこう大切だなーって思ってて、赤だったら闘志とか、ピンクだったらかわいいとか、けっこう使い分けてやってました。
小林:ナレーション読むまえ、いつも緑見て穏やかになってから、
岡崎:そう。そういうことになりますね。はい。一人で捲くるっていうのはけっこう、その判断以外のところに時間を割けるじゃないですか。
小林:すごい理系だね。なんかね。
岡崎:意外とそういう頭脳でやってました。
——リムルは生前37歳のサラリーマンをしていましたが、岡咲さんはリムルに出演する際に、その年齢・形態の違いによる差別感をどう捉えているのでしょうか?作品の中でリムルをサラリーマンとしての感覚をどのように演出していたのでしょうか?
岡崎:性別は違いますし、歳も37歳で、だいぶ自分では上で、人生経験も違うと思うんですけど、でも、なんだろうな。これは人柄なのかはわからないですけど、リムルの考え方とか、テンション感っていうのにまったく自分は違和感がなくて、そこでの距離感は感じなかったのですよ。また逆に同じ歳、例えば女子高生とかの方が年齢は近いですけど、女子高生でなんかすごく大人しくて可愛らしいキャラクターを演じるときの方が、自分的には距離を感じるというか、だから、どこかに多分、おじさんの心を持って生まれてきたんだろうって。
小林:持って生まれてたのか。初めて聞いたよそれ。
岡崎:心が、多分こうし合ったんだと思います。なので、難しいっていうよりは、毎回楽しくやらせていただいてましたし、あとはあれですかね。監督も、小林さんはちょっと年齢は下ですけど、けっこう年上の男性、キャストさんだったり、監督さんだったり、スタッフさんが転スラにはすごい関わられていたので、そういう方を観察して、わたしみたいに落ち着きがないんじゃなくて、もっと小林さんみたいに、ドンと構えて、っていうのが37歳の男なんだなあ、みたいな。そういう、偏見でしかないですけど。そういう、37歳っぽい男性を見かけて観察したりとか、っていうことはしてました。
小林:ちょうど『転スラ』二期のとき、いまは36なんですけど。もうすぐじゃないですか。
岡崎:リアル悟。
小林:リアル悟。来年僕を見ながらやる。
岡崎:ずっと見ておきます。
小林:そういうことですよね。
岡崎:はい、そういうことで。
小林:がんばります。じゃあ。三上悟らしくがんばります。
岡崎:がんばってください。
小林:なんだよこれ。
——アニメ第8話後にリムルは人の形に変身できますが、シズさんの影響を受けているのか、リムルは非常的に中性的に見えます。岡咲さんは、リムルはどんな時は女性、どんな時は男性だと思いますか?
岡崎:これはけっこう自分で考えてやっていたことだったので、すごいこういう質問が嬉しいなって思うんですけど、やっぱり人形になってからは、姿も人間になって、視覚情報的にもやっぱ大人っぽくはなったと思うんですよ。スライム状態と比べたら。あとはやっぱシズさんと別れるときに、シズさんから次の目標じゃないですけど、「わたしの未練を晴らして、スライムさん」っていうふうに言われて、リムルもいままで意味もわからず転生してきて、なんとなく国を、というか町を作り上げていったり、困ってる牙狼族だったりとかゴブリンを助けてあげるっていう生き方が変わった瞬間だなって思っていて、ちゃんと目標をもって、自分なしでまた転スラの世界を生きていくっていうふうに、目の色は変わるじゃないですけど、そういうふうになったところが、人形のシーンと自分は同時期だったなって思うので、そういう意味でもやっぱ男らしさというか、みんなを守り抜くだったり、シズさんの気持ちを大切にして生きていくっていう覚悟みたいなものが、もしかしたらそういう演技につながっていたのかなと思います。
小林:もともとスライムの形にしたときと人間になったときと、微妙に変えてるって一話の中で……。
岡崎:最初は音で表そうって思ったんですけど、でもやっぱり同じリムルですし、人間になってもスライムになっても同じリムルで、っていうところは変わらずに、でも自分の心境っていうかテンションというか、人形のときはちょっとしっかりして、戦闘態勢で、スライムのときは温泉に浸かったりとか、そういう楽しいことをする時間じゃないですけど、そういうふうにけっこう演じ分けてることが多かったなと思うんで、だから女性らしくっていうのは、そういう、気を抜いていいときとか。例えば、あれはどこだったっけ。ドワルゴンでしたっけ、武器を見てすごく興奮してたリムルさまのシーンとか、あと美味しいものを食べてうまいって言ってるシーンとか、ああいう素直に感動するシーンとかは、けっこうかわいかったり。まあ女の子っぽいかはわかんないですけど、そういうリムルの一面が出るようにっていうのを心がけて演じていました。
——「転スラ」は中国でも非常に人気のある作品で、リムルはファンから「萌王」と呼ばれています。役者の岡咲さんがリムルの一番萌えているところを聞かせてください。
岡崎:「萌王」って中国で呼んでくださってるっていうのが、転スラのラジオで、お便りで届いたことがあって、ここに来てもうやっぱホントだなって。
小林:そうなんだね。
岡崎:「萌王」ってだって最強じゃないですか。萌の王。
小林:水飲んでるときはやめよう。困っちゃうから。
岡崎:萌の世界の王です。そんないい名前をつけていただいて、すごい嬉しいなって思いますし、自分でいうとどうかなって思うんですけど。
小林:言って、言っていいよ。
岡崎:リムルさまの目ってもともと原作ではシワ?なんですよね。スライムのシワっていうのがあって、目が一本線なんですよ。その一本線がすごいかわいいなって思ってぬいぐるみとか伸ばして遊んでるんですけど、あるときにイベントでファンの方に、わたしが笑うと目が線になるんですよ。
小林:なるなる。
岡崎:それが一緒で面白いですねみたいなことを言ってくださったことがあって、そこからは、それもあり、リムルのこの目の一本線のあの微妙な表情がすごくかわいいなって。
小林:なるほど。じゃあ萌王さま。
岡崎:いま自分で気付きました。やめたほうがいい、それ。そういう意味じゃなくて。
小林:自分で気付いたのね。リアル萌王。
岡崎:そういう意味じゃなかったんですけど、でもわたしなりのなので。わたしなりだと、
小林:ちょっと時間が押してるので。
岡崎:じゃあ以上です。
——ランガは戦うことでリムルと知り合い、「ランガ」という名前も獲得しましたが、その父親もリムルに殺されていることもあって、この複雑な感情関係を、小林さんは役者としてどのように演じているのでしょうか。
小林:ここはランガ本人も言ってましたけど、複雑な思うところはあるというふうに言っていたので、多分殺されたことに関しては折り合いがついてないこともあるだろうと最初のうちは思ったんですけど、この世界の人たちって、けっこう、日本でも、置き換えるとなにかなって僕は思ったら、戦国時代に、侍の主従関係とかと似たところがあるんだと思いました。一国の城主が滅ぼされたときに、新しい城主が登用されるかされないかっていうところで、そこで忠誠を誓ったら、国を守るために働く、というのはちょっと近いものがあるなって。その気持ちでやりましたね、やるときは。
岡崎:わかります。
小林:そういう折り合いの付け方というか。
岡崎:男らしいというか、潔いってくらいですけど。
小林:そこはスパッと、ね。してて。さっぱりしててよね。
岡崎:かっこよかったですね。リムルは不安がってましたけど、最初の方は。「怒ってないか」とか。
小林:そうよね。夕日の河原の場面から突然言ってたのね。怒ってないかっつって。
岡崎:ランガ的には折り合いはもうつけていて、忠誠を誓ってくれて。
小林:って言ってましたよね。だからそうなんだと思います。
——ストーリーのはじめからの部下として、リムルというリーダーをどう思っているのか。
小林:どういうリーダー。岡咲さんがどうっていうのは置いといて、すごく尊敬してるというか。主君、なんというんだろう。もう、この人のためなら自分の命を投げ出してもよいと思えている人でしょうね。ランガにとって。と思いますね。だから大好きなんでしょうね。
岡崎:小林さん自身もリムルを――
小林:リムルはとても好きですよ。
岡崎:は?
小林:リムルはね。岡咲さんのことは置いといて。
岡崎:そこで置いといてを使うと確実にネガティブなことを――
小林:まあまあまあまあまあまあ、いい、いいかなって。
岡崎:ちょっと二期の雰囲気が怪しくなるね。
小林:怪しくなったね。いまね。大丈夫です大丈夫です。その辺はね。また追々。追々。追々ね。
岡崎:試されてる段階?
小林:そうそう、試しの段階だから、これは。
岡崎:いいリーダーになれるのを?
小林:そうそうそうそう。
岡崎:そんなとこがいけません。
小林:まあそういうところですかね。
——今回の小林さんは、「転スラ」でずっと狼を演じています。動物役と普通の人間がアフレコの時に違いはどんなところでしょうか?
小林:いちばん違うところはやっぱり呼吸、息の使い方ですね。でもセリフは割と口が動いてない状態でもしゃべってるので、どういう音の出方をしてるのかってのはそんなリアルには考えてなかったんですけど、やっぱ、呼吸をするとき、犬とか、狼とかの呼吸をすごく参考にして。まえは音響監督の明田川さんとセリフ合わせで、今回はどこまでいけるのかみたいな。
岡崎:どこまでランガになれるのか。
小林:呼吸をもっと早くいけるとか、もっと激しくとか。
岡崎:あれって苦しんですよね、けっこう。わたし、一回教えてもらって、ランガの呼吸を真似してみたんですけど。
小林:ゆっくりだったら楽なんだけどね。はぁー、はぁー、はぁー、はぁー。これを早くすると、はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ……ってやりながらしゃべると、すごく疲れるんですよ。
岡崎:ほんとうに、わたし、やったら、手しびれきましたよ。酸欠で。だからすごいです。
小林:ありがとう。はい。やばい。そこです。呼吸、呼吸の差がいちばん大きいですね。セリフがどうこうっていうのはあんまり差はないように演じたっていうか、はい。そういうキャラクターだったと思うんで。むしろ人間くさいっていうか。セリフが。呼吸です。はい。
——この前『転スラ』でアニメ二期の制作決定が発表されましたが、シーズン2についてできるだけの範囲内でファンのみんなさんになにか教えることはありませんか?
岡崎:わたし自身、二期が決まって、すごく嬉しかったですし、同時に公開されたキービジュアルっていうのを見て、いい意味で想像を裏切られたっていうか、一期のキービジュアルっていうのはランガの上にリムルさまが乗ってて、シオンとか、みんな、仲間たちがいっぱいいて、青空の下で、けっこう平和なキービジュアルだったと思うんですけど、二期のキービジュアルは、だいぶこう、ガラッと雰囲気が変わって。
小林:ちょっと萌王感はなかったのね。
岡崎:そうなんですよね。人形のリムルが椅子に座って、黒とか、紫とか、そういう締まった色というか。
小林:チックなね。感じはね。
岡崎:気持ちがグッとなるような色で、でもリムルさまは微笑んでるっていうのが、すごく、どういう二期の進め方をされるんだろうっていうのが、わたし自身すごく、色んな想像を掻き立てられるというか、絶対これ、色んなキャラクターの違った面が見れる二期になるんだろうなって思えましたし、あとは最終回で木の陰から覗いているようなキャラクターとかもいたりします。
小林:いたね。いたいたいた。あの人ね。オープニングにも出てたもんね、あの人。
岡崎:そうだね。下から。そうです。やっぱ、みなさんどうなってくるのかっていうのを多分気になってると思うんですけど、そういうところも二期を楽しみに待ってくだされば。わたし自身も楽しみなんですけど。
小林:僕はさっきファンの方にサインをしたときに、「大丈夫です。ランガもすごくなりますから。お疲れ」って言われてて、多分すごくなるんだと思います。それを聞いてわくわくしました。
岡崎:ランガ的に、二期はこうやりたいとかってあるんですか。
小林:やっぱりベニマルをやってる古川慎くんと約束したことがありまして、もっと、より狼を追求しようぜってみたいな。
岡崎:それ以上やったら、なんか、小林さん倒れちゃうんじゃないですか。
小林:そのときはぜひお願いします。
岡崎:あー、主なんで。
小林:そう、主なんで。
岡崎:形だけの。
小林:呼吸を代わりに入れてください。さっきのくちうめのようにね。
岡崎:わかりました。
小林:音に乗らないヤツだ。タルくんになっちゃうから。そんなところです。お楽しみにしていてください。
——最後、中国のファンの方々にメッセージをお願いします。
岡崎:はい。中国のファンのみなさん。わたしは上海は初めてだったんですけど、すごく暖かく迎えてくださって、イベントのときでも、みなさんすごくキラキラした優しい笑顔で見てくださったり、サイン会のときでも、みなさん日本語をわざわざ覚えてくださって、ありがとうとか、がんばってとかいう一つ一つの言葉を言ってくださって、わたしたちもニーハオとか、ダージャーハオとか挨拶一つでもすごく覚えるのにけっこう大変だったのに、日本語で自分の思いを入れるようになるまで、多分すごく長い時間をかけられて、多分色んな気持ちでここに足を運んでくださったんだなって思ったので、すごくそういう背景とかも考えると、すごく心が暖かくなる時間になったなって、すごく思います。単純にほんとうに、ありがたいですし、嬉しかったですね。
小林:ちょっと岡咲さんとかぶってしまうんですけど、ファンの方々の、作品への愛情といいますかね。思いとか、そういうのが、国を超えて、こんなに伝わるもんなんだ。言葉はわからないのに。がんばって日本語を覚えようとしてくれたりとか、そういう思いとか、会場にかぶりつきになって見てくださってる方とかの姿を見ると、ああ、やっぱりすごいことを、みんなでチャレンジして作っているんだなって気がしますし、より二期をもっとがんばって、自分一人だけじゃなくて、みんなでね、それを作るもんだと思うんですけど。もっとがんばってやらねばなって。
岡崎:そうです。われわれが緒戦して、そういう空気づくりをしていけたらいいですね。
小林:そうですね。やっぱり萌王としてね。ぜひ二期も。
岡崎:ランガとしてね。
小林:よろしくお願いします。
岡崎:お願いします。
小林:ほんとうにありがとうございました。
岡崎:ありがとうございました。楽しかったです。
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