【授权转载——轻之文库】【轻库娘的灵魂拷问】专访《咒术回战》系列构成濑古浩司:追寻创作的「正确答案」

本采访是由动画《咒术回战》中国大陆独家版权代理羚邦集团提供协助,轻之文库在此对羚邦表示感谢!
(本次采访时间为2020年11月13日,于线上进行采访。)
轻之文库VOL.1(以下简称轻库):濑古浩司老师您好,我们是轻之文库Vol.1,很荣幸今天能采访您。首先请您先向读者打个招呼吧
濑古浩司(以下简称濑古):首先感谢大家观看「咒术回战」,大家都沉浸在「咒术」的世界中,而且还能在其中感受到乐趣的话,那对我就是最好的认同了。
轻库:现在《咒术回战》的动画正在热播中,原作漫画也取得了相当优异的成绩,那么在进行动画改编进行剧本创作的时候,您想通过哪些侧重点来把原作的魅力展现给观众呢?
濑古:这次写脚本的时候我最投入的是忠实再现原作的世界观。这不是将原作原原本本地誊写成脚本,而是要将原作漫画格子之间的空白给予补完、将只通过用文字来表现的漫画格用最合适的分镜来嵌入、又或者是补全一些角色的细微动作等等,换言之就是「以影像来进行翻译」。
我在其他作品里也是这么做的,这次因为制作的集数长度比较宽裕,相较其他作品来说,原作的再现程度就更高。
轻库:在整个参与《咒术回战》动画的制作过程中有遇到什么困难吗?或者有什么有趣的事情吗?
濑古:首先就前提来说,我来给某个原作写脚本的这个行为,从某个意义上来说就是种究极精读。
更何况「咒术回战」的原作非常有趣,而且就好的意义上来说有不够友好(省去了说明)的部分,在写脚本的过程中,如果只是通读原作就会出现一些新的,不是很明白的发现,这在写脚本的时候让我感到非常开心。
另外,这次芥见老师有希望「不使用漫画里的旁白」,将原作的旁白部分替换成部分角色的台词和心里独白,这个部分是稍微有些难度的。
再有就是在第10话(这也是芥见老师的希望)增加吉野顺平的原创内容,这也是比较有难度的。毕竟是人气这么高的作品,如果角色稍微有些崩坏就会受到批评,因此必须要非常小心来写。
轻库:本作动画里经常会出现一些搞笑桥段,以及每话后面基本会有设置小剧场,让一些人物变得可爱了起来,您是如何看待这种桥段的插入的?
濑古:在严肃向的剧情里加入喜剧或是幽默要素这种手法在电影、小说、漫画以及动画等媒介里,从以前就一直都有使用并延续到了现在。但是在最近15年里这个倾向尤为显著,也更加有意识地去运用这种手法。其中最为自觉使用这种手法的我认为是漫威系列作品。
而「咒术回战」也是这个大潮中的其中一部作品。
但是要在严肃向的剧情内加入不突兀的喜剧・幽默要素是非常困难的,而且这对作者的幽默感也有要求,这点上芥见老师则非常突出。
对于动画来说,也要在意识到不能破坏这一点的情况下来写。
轻库:在《咒术回战》中,您最喜欢的角色/认为最具魅力的角色是哪个呢?能说说原因吗?
濑古:在前半部分里我喜欢的是吉野顺平。顺平不像悠仁有着超越常人的能力,也不是伏黑这样的咒术精英,他也不是钉崎这样有着确立了的自我性。他只是个普通的高中生,只是偶然遇到了真人才变成了这样的状况。他虽然也有回到普通世界的可能,但他所处的状况不由分说把他推向了真人的道路。
这和在现实世界中的我们是一样的,会因为一些微不足道的小事让人走上「真人这样的人」的道路。所以我不会觉得这和自己无关。更何况我还和顺平一样喜欢看电影。
除了顺平以外则是伏黑、七海、机械丸、夏油了。不过要说理由的话就涉及原作后面的内容要剧透了,请允许我在此无法进行说明。
轻库:在动画制作中,您怎么看待系列构成这个职位对动画成品的影响?有什么创作上经验可以和大家分享吗?
濑古:我认为系列构成决定了作品的根干部分。系列构成要决定该作品大致是一个什么样的基调。如果这个部分没做好的话,那无论有多么优秀的分镜和做回都会让作品本身显得无趣。
我在进行这项工作的时候会主要考虑「每一话以什么为中心来展开」和「如何使得在桥接下一话的最后部分观感更好」。我也很喜欢海外连续剧(「行尸走肉」、「权力的游戏」、「眼镜蛇」、「芝加哥」系列等)会以这些来进行参考。
轻库:濑古老师您参与过很多动画的制作,其中有原创动画也有改编动画,从脚本创作上来说两类作品的区别大吗?能否详细说说呢?
濑古:原创动画与有原作的动画之间的差异是很明确的,原创动画是「从0到1」,而有原作的动画则是「如何从1到100」。
不过在创作上,这两者的本质是相同的,通常电视动画1话要在约20分钟内,如何控制好节奏来把故事讲好是重点。如何安排起承转合——并且要把控好节奏并且使得整体观感很好将决定作品本身的质量。
进一步说,无论是原创作品还是改编作品,亦或是电视剧集还是影院作品,我认为在创作上是有「正确答案」的。这很难用文字来表述说明,比如如何安排剧情、配置场景、怎样进行停顿留空、台词分量如何分配,在一话里有着各种要素需要来构成,而怎样进行构成是有着「正确答案」的。然而这一答案一直被重重迷雾所包围,难以发现。
正如在佩雷尔曼博士得以证明之前,庞加莱猜想吸引了众多数学家一样,为了证明它而沉浸在其中,我也在追求创作的「正确答案」而每天都在写脚本。
轻库:担任制作进行时期的经验对于您脚本创作工作有什么帮助吗?
濑古:因为在担任制作进行时为切身体会到了作画现场的艰辛,因此我会有意识地让剧本工作毫无延迟地来完成。剧本是动画制作开始的第一项工程,要是在剧本上拖延了,所多耗费出来的时间就会要在作画现场上补回来,本来就很辛苦的工作就会变得更加恐怖了,这样最后动画的品质就会下降。
为了避免这种事情发生所以需要尽早完成剧本。必须严格遵守截止日期,还有就是减少剧本会议的次数。通常来说剧本会议是每周1次或是2周1次,在我这里是4~5周开1次。相对的会一次提出4~5话剧本。动画监督除了剧本会议以外其他还有很多会议商谈要参加,因为剧本会议来占用掉监督那么多的时间会让我感到非常过意不去。
而且这样自己也会有1个月的时间来按照自己的节奏写剧本,可谓是双赢。
轻库:您当前除了给《咒术回战》以外也给其他动画负责了系列构成,当同时参与复数作品的制作的时候您是如何管理自己的工作日程的呢?
濑古:我是以小说家村上春树为参照,过着像他一样富有规律的生活。
早上起来进行工作到中午。下午看电影和外国连续剧,傍晚开始进行各种商谈会议。如果没有会议的时候就会出去慢跑,如果是棒球季就会一边喝着啤酒一边看棒球比赛。做完固定的家事和结束育儿后,就会一边喝着威士忌一边听音乐,或是看纪录片,看完书后就寝。
这样的生活我从周一到周日都是这样(有时也会有不喝酒的休肝日,工作完成后去看电影或是去购物)。就像公务员一样每天重复盖章的日子。你问我会不会厌倦?完全不会。
轻库:目前《咒术回战》已经播出了过半的话数,最后您有什么想对《咒术回战》的观众们说的话吗?
濑古:今后的看点是交流会后半的vs特级咒灵花御
至今为止是东京校vs京都校这样的展开,在特级咒灵乱入后则变成了东京校&京都校vs特级咒灵,这之前还是敌对的两校联手对战特级咒灵这样的热血展开。然后在交流会的最后还有大家期待的「○○回」等着,我自己也是期待不已。
希望大家到最后都能支持「咒术回战」,谢谢大家!
日文原文
——瀬古先生はじめまして、軽の文庫Vol.1です、此度にインタビューできて光栄でございます。ひとまず読者にご挨拶をお願いします。
濑古浩司:まずは皆さん、『呪術廻戦』を見てくださり、ありがとうございます。
『呪術』の世界にどっぷり浸かり、楽しんで見てくださるのが一番です。それに勝る喜びはありません。
——現在「呪術廻戦」のアニメは絶賛放送中ですが、原作コミックも大人気です。本作のアニメシナリオを書くにあたり、原作の魅力を表現するためのポイントは何でしょうか?
濑古:今回脚本を書く際に最も心がけたのは、原作の世界観を忠実に再現するということです。それは原作をそのまま脚本に引き写せばいいわけではなく、原作のコマとコマの間の空白を補完したり、文字だけで表現されているコマに最適な絵を当てはめたり、あるいはキャラクターのちょっとした動きやアクションを足したりといった「映像として翻訳する」ということをしています。
これは他の作品でもやっていることではありますが、今回に関しては尺的な余裕がかなりあったため、他の作品にくらべても原作の再現度は高くなっていると思います。
——今回のアニメ製作において、何か難しいことはございますか?あるいは何か面白いことは?
濑古:前提として、僕はある原作を脚本にするという行為は、ある意味では究極の深読みとも言えると考えています。
その上で、『呪術廻戦』は原作がとにかく面白く、またいい意味で不親切(説明を省いている)な部分があるので、脚本を書く過程で通読しただけではわからなかった新たな発見があったりして、脚本を書いている時はとても楽しいです。
また、今回は芥見先生から「漫画で使っているナレーションを使わないで欲しい」というご要望があったため、原作のナレーション部分をキャラクターの台詞やモノローグに置き換えているので、そこの部分は少し難しかったです。
あとは#10で(これも芥見先生からのご要望で)吉野順平のオリジナル・エピソードを足しているのですが、そこも少し難度が高かったです。やはりこれだけの人気作なので、少しでもキャラクターにブレがあると怒られますから、最新の注意を払いました。
——シリアスなストーリーにコメディ要素が織り交ぜられていることが、呪術廻戦の大きな魅力の一つだと思います。こういった要素は意図的に描かれているのでしょうか?
濑古:シリアスなストーリーにコメディ要素、あるいはユーモアを織り交ぜるという手法は映画や小説、漫画、アニメ等で昔から連綿と受け継がれてきたものだと思います。ただ、ここ15年くらいでそれがより顕著に、より意識的になったと感じています。それを最も自覚的にやったのがマーベル作品だと考えています。
そして『呪術廻戦』もその大きな流れの中にある作品であると思います。
ただ、シリアスなストーリーにいかに自然にコメディ・ユーモア要素を織り交ぜるかは非常に難しく、作者のセンスが問われる部分でもあり、その点で芥見先生は抜群のセンスを持っていると思います。
そしてアニメに関しても、その部分を損なわないよう意識して描いています。
——本作において、先生が一番お気に入りの(魅力的な)キャラは誰ですか?その理由をお聞かせください。
濑古:前半部分でいうと、吉野順平が好きです。順平は悠仁みたいに超人的な力もないし、伏黒みたいな呪術のエリートでも、釘崎みたいに確立した自我を持っているわけでもありません。ただの高校生で、たまたま真人に出会ってしまったばかりにああいうことになってしまった。当然引き返す道もあったけど、彼の置かれた状況が否応なく彼を真人の方へと進ませた。
それは現実の世界に生きる我々も同じで、ほんのちょっとしたことで「真人的なるもの」へと通じる道に進んでしまう可能性をもっていると思っています。だから他人事とは思えない。僕も映画が好きなのでなおさらです。
順平以外だと伏黒、七海、メカ丸、夏油がお気に入りです。何故彼らがお気に入りなのかは原作の先の方の内容に触れるためネタバレになってしまうので、ここでは伏せておきます。
----先生が思う、シリーズ構成という役割はどのようにアニメの「質」に影響するのでしょうか?何か創作上のコツなどありますか?
濑古:シリーズ構成というのはその作品の根っこの部分を決めるものだと思っています。シリーズ構成によってその作品のストーリーの部分がだいたいどんな風になるかが決まります。そこがうまくいっていないと、どれだけすごい絵コンテや作画があっても「なんかつまんないなあ」となってしまいます。
その上で、僕がシリーズ構成を作る時は「各話数で何を中心に語るか」と「次話数への引きを如何にカッコよくするか」を意識します。海外ドラマ(『ウォーキング・デッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ』、『コブラ会』、『シカゴ』シリーズ等々)が好きなので、それを参考にしています。
——先生は多くのアニメ製作に携わってこられた中で、オリジナルアニメと原作のあるアニメ両方を経験されてきたかと思います。脚本創作における、この二種類のアニメの区別を詳しくお話頂けないでしょうか?
濑古:オリジナルアニメと原作のあるアニメの違いは明確で、オリジナルアニメは「0からいかに1を生み出すか」、原作のあるアニメは「すでにある1をいかに100にするか」ということです。
が、作劇ということに関しては両者の本質は同じで、通常のテレビシリーズの場合は1話数約20分の中でいかに良いリズムでストーリーを語るかが肝だと思っています。どこからストーリーを始めて、どこで溜めて、どこで盛り上げ、どう終わらせるか――これがいかにリズム良く、そしてカッコよく見せられるかが作品の質を決定すると思います。
そしてさらに言うなら、オリジナルにしろ原作ものにしろ、あるいはテレビシリーズにしろ劇場作品にしろ、作劇には「正解」があると考えています。これはなかなか言葉で説明するのは難しいのですが、ストーリーの組み立て方やシーンの配置の仕方、間の取り方、台詞の分量等、実に様々な要素を構成してひとつの話数を作るのですが、その構成の仕方には「正解」があるということです。しかしその「正解」は常に闇の中にあり、容易にそこに辿り着くことはできません。
ペレルマン博士が証明する以前のポアンカレ予想に多くの数学者が魅了され、それを証明しようと没頭してきたように、僕も作劇の「正解」を求めて毎日脚本を書いています。
——先生は昔、制作進行を勤めた経験がおありかと存じます。この経験は脚本創作にどのような影響がございましたか?
濑古:制作進行をやっていた時に絵作りの現場の大変さを身をもって経験したため、シナリオは滞りなく終わらせるということを意識しています。シナリオというのはアニメ制作では一番最初の工程のため、ここで躓いて時間を食ってしまうとそのしわ寄せが絵作りの現場にすべていってしまい、ただでさえ大変な作業がさらに壮絶なものになり、結果として質が落ちてしまいます。
それを避けるためにもシナリオはなるべく早く終わらせます。締め切りは絶対に守るし、またシナリオ会議の回数も減らします。通常だとシナリオ会議は週に1回、あるいは2週に1回という感じだと思いますが、僕の場合は4~5週に1回にしています。その代わり、脚本を4~5本まとめて提出するというスタイルを取っています。アニメの監督はシナリオ会議の他にも実に様々な打ち合わせや作業をこなさなければならないので、シナリオ会議で多くの時間を取ってしまうのは申し訳ないという考えからです。
それにこちらとしても脚本を書くのに1ヶ月というまとまった時間があった方が自分のペースで進められるので、まさにwin-winです。
——先生は現在放送中の「呪術廻戦」以外にも過去に様々なアニメのシリーズ構成・脚本を担当していらっしゃいます。多忙な日々をお過ごしかと思いますが、ご自身はどのように業務を管理されているのでしょうか?
濑古:僕の場合は小説家の村上春樹さんをロールモデルにしていて、氏のように規則正しい生活をすることを心がけています。
朝起きて仕事をし、昼には終わらせます。午後は映画や海外ドラマを見て、夕方から打ち合わせに出ます。打ち合わせがない時はジョギングをして、シーズン中であればビールを飲みながら野球を見ます。決められた家事・育児をした後、ウィスキーを飲みながら音楽を聴いたりドキュメンタリーを見たりして、本を読んで寝る。
これを月曜日から日曜日まで毎日繰り返します(たまに休肝日をもうけますし、仕事が終わった後で映画館に行ったり買い物に出かけたりもします)。役人のように、判で押したような毎日です。飽きないか? 全然飽きません。
——現在アニメ「呪術廻戦」の放送内容はすでに過半になりました。今後の見どころも含め、読者に紹介してください。
濑古:今後の見どころは交流会後半のvs特級呪霊のくだりです。
これまでは東京校vs京都校という構図だったのが、特級呪霊の乱入によって東京校&京都校vs特級呪霊となり、それまで敵対していた両校が手を組み、特級呪霊と戦うという熱い展開となります。そして交流会ラストは「○○回」というお楽しみ回も待っています。僕はこれが楽しみで仕方ありません。
皆さん、最後まで『呪術廻戦』をよろしくお願いします。
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