【生肉转载】Febri TALK系列——铃木实里

取材・文/森樹 撮影/飯本貴子
来源:日本深度动画内容网站Febri
采访发布时间:2021年8月30日~9月3日
本文仅供学习交流使用,版权归原作者所有,如有问题请及时联系我们以作处理。
①生き方に影響を与えた
『彼氏彼女の事情』
『マクロスΔ』のフレイア・ヴィオン役で鮮烈なデビューを果たし、以降も声優、シンガーとして着実にキャリアを積み上げている鈴木みのり。インタビュー連載の第1回は、人生の指針になったと語るアニメ『彼氏彼女の事情』について。
リアルに挫折もする主人公への共感と憧れ
――鈴木さんに最初に挙げてもらった『彼氏彼女の事情(以下、カレカノ)』ですが、98年放送開始ですから、97年生まれの鈴木さんはもちろんリアルタイムではないですよね。
鈴木 ではないです(笑)。
――どういうきっかけで見たのでしょうか?
鈴木 小学5~6年生のとき、CSで集中放送を見たんです。『涼宮ハルヒ』や『けいおん!』といった深夜アニメにハマっていた時期でした。昔からキッズステーションやアニマックスがテレビでずっと流れているような家庭で育ったので、小学2~3年のときにも何話か見ていた記憶はありました。庵野さん節満載のオープニング、エンディングがすごく印象に残っていて、子供ながらに「他のアニメとは何か違う!」と。
――マンガよりもアニメが先なんですね。
鈴木 はい。原作はCSで集中放送を見たタイミングで、古本屋で少しずつ集めました。アニメから入っていますが、原作の物語もすごく好きですね。
――内容面で印象的だったのはどの部分ですか?
鈴木 小学生の頃は『ちゃお』や『なかよし』、『りぼん』を愛読していたのですが、『カレカノ』は『LaLa』でした。『花とゆめ』もそうですけど、白泉社さんで連載していた作品は、かわいらしい画風なのに雲行きがだんだん怪しくなっていく内容が多くて。
――『カレカノ』でもシリアスな展開がありますね。
鈴木 そうなんですよね。『学園アリス』や『フルーツバスケット』もそうですけど、「たぶん、私ってこういうテイストが好きなんだな」という気づきになりました。
――そういう作品に居心地の良さを感じたのでしょうか?
鈴木 居心地が良いというのもありますが、そういった物語の主人公に惹かれる確率が高いですね。いいことづくしではなくて、挫折もするし、その挫折の描かれ方がリアル。『カレカノ』であれば、主人公の宮沢雪野ちゃんが抱える「誰といるときの自分が本当なのか」や「みんなの前ではいい顔したいよね」という気持ちに共感することもありました。しかも最終的に雪野ちゃんは、自分のやりたいこと、生きたい道を突き進んでいくじゃないですか。そこにすごく憧れを持ちましたね。
――なるほど。
鈴木 あと、彼氏の有馬くんは複雑な家庭事情を抱えているのですが、そんな有馬くんと一緒にそれに向き合ってくれる友達や彼女がいる。私もそうやって支えられるような人間でありたいなって思いました。それに『カレカノ』は、宮沢と有馬の恋愛模様だけでなく、同級生との友情や家族関係におけるそれぞれの愛情の形が描かれていたのも好きなところです。子供だったのですべてを理解できたわけではないですが、何か「あたり前だけどそうじゃない、すごく素敵なもの」だと思いながら見ていましたね。アニメの演出としても、他にないものが多いじゃないですか。

――マンガのコマ割りをそのまま持ってきたり。
鈴木 そうなんです。有馬と雪野が初夜を迎えるシーンも、大人になって見返したときに「なんて表現なのだろう!」とびっくりしました。最終回に向かうにつれて物語が混沌としていく流れも、「ああ、アニメって人が作っているんだな」と実感できるもので。声優という立場になったのもあると思うのですが、庵野さんの作品には、作り手の思いや焦りみたいなものが強く滲み出ているなと思いましたし、そういう人間臭さも好きな部分のひとつですね。
――最終回も、原作とは異なりますからね。
鈴木 個人的には、マンガで描かれている文化祭のくだりをしっかり見てみたかったなと思いますけど、アニメはアニメの良さがちゃんとあるじゃないですか。『新世紀エヴァンゲリオン』もそうですが、最終回がちょっと異質であっても「何か理由があるのでは」と思わせることができる強さがありますよね。
――ちなみに『エヴァンゲリオン』と『カレカノ』はどちらを先に見たのですか?
鈴木 『カレカノ』の数年後に『エヴァンゲリオン』を見ました。「あ、『カレカノ』の監督だ」ってびっくりしました(笑)。
――声優という職業についたきっかけとして『カレカノ』の影響は大きいのでしょうか?
鈴木 声優という職業選択よりも、「ああ、こうやって生きよう」という指針になったと思います。ただ、『カレカノ』の次回予告って実写だったじゃないですか。
――そうですね。
鈴木 あれを見て「声優というお仕事がある」と明確に理解したと思いますし、雪野役の榎本温子さんと有馬役の鈴木千尋さんの、あの生っぽいお芝居には憧れがありますね。私にとっての榎本さんと鈴木さんのおふたりは、「宮沢の人」「有馬の人」っていう気持ちがあって。
――声優にキャラクターが完全に投影されていて。
鈴木 私も声優になったからには、他人にそう思ってもらえる作品やキャラクターに出会えたらいいなと思っています。それこそ『マクロスΔ』でフレイアを演じたときは、鈴木みのり=フレイアと思われることが苦しい瞬間もありましたが、あらためて最近『カレカノ』を見て、それは素敵なことなんだと思えるようになりました。

②声優や歌手を目指す礎となった
『ツバサ・クロニクル』
以前からCLAMP作品のファンを公言する鈴木みのり。インタビュー連載の第2回では、そんなCLAMP作品の中から長編アニメ『ツバサ・クロニクル』をピックアップ。その物語やキャラクターの魅力について掘り下げてもらった。
CLAMP作品は自分にとってのお守り
――以前からCLAMP作品への愛を公言している鈴木さんですが、なかでも『ツバサ・クロニクル(以下、ツバサ)』を挙げてもらいました。
鈴木 CLAMP作品にハマるきっかけが『ツバサ』なんです。小さいときに『カードキャプターさくら』を見ていた記憶はあったので、『ツバサ』を見たときは「あれ、なんでさくらちゃんと小狼くんが大人に?」と思ったんですよね。それで調べたら『XXXHOLiC』ともつながりがあって、CLAMP先生の作品はそれぞれの世界がつながっていることを知りました。
――そこでCLAMP作品ならではのスターシステムを知ったんですね。
鈴木 はい。原作の『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』は、父が1巻だけ持っていたのでそれを譲ってもらって、そこからは自分で集めました。『ツバサ』のエンディングを歌っているのは坂本真綾さんなのですが、その歌を通してアニソンの良さを知る機会にもなりましたね。オープニングも作品の世界観に寄り添った歌詞になっていて、映像とリンクする音楽の魅力にも気づきました。
――アニソンの特徴や劇伴の魅力にも気づいたと。
鈴木 私が人生で初めて遊びに行った声優のイベントも、サクラ役を務めていた牧野由依さんのイベントなんです。アニメを見るだけじゃなくて、サウンドトラックを自分で買ったのも『ツバサ』が初めてでした。田舎の本屋にサウンドトラックの2枚目『ツバサ・クロニクル オリジナルサウンドトラック Future SoundscapeⅡ』だけがなぜか置いてあって(笑)。最初に聞いたときは、劇伴の梶浦(由記)さんの音楽が怖かったことをおぼえています。
――不穏な雰囲気がありますよね。
鈴木 そうなんですよ。サクラのボーカル曲は一緒に歌ったりしていたのですが、梶浦さんの劇伴はちょっとおびえながら聞く、みたいな(笑)。ただ、アニメのなかの音楽への興味は『ツバサ』で確実に広がりましたね。
――それが声優という職業や自身が歌うことを意識するきっかけにも?
鈴木 それはありました。声優になりたいと強く意識したのは、それより数年後の『マクロスF』や『涼宮ハルヒの憂鬱』になりますが、『ツバサ』が大好きだったからこそ、CLAMP先生の作品に出演したいという思いや、坂本真綾さんへの憧れが芽生えたので。

――『ツバサ』では他のCLAMP作品との関連性や時間の巻き戻し、本人とそのコピーとも言える写身(うつしみ)という概念など、巧妙かつ複雑な設定があります。それをどのように受け止めていましたか?
鈴木 私は「わからない」となるよりも、気になると調べてしまうタイプなんですね。『新世紀エヴァンゲリオン』も、一度じゃわからないからもう1回となりましたし、広く浅く知ることよりも、深く掘り下げることを優先してしまいます。『ツバサ』の場合も、他のCLAMP作品をいろいろ見て、そこに込められたメッセージを把握しようとしました。
――作品の裏側や根源にあるテーマを探っていくのが性にあっていると。
鈴木 「あなたも考えなさい」と問いかけられているような作品が好きなんだと思います。
――『ツバサ』はTVシリーズの他、OVAや劇場版もあります。
鈴木 TVシリーズも好きですけど、『XXXHOLiC』と同時上映だった完全オリジナルの劇場版『ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』にも大きな衝撃を受けました。むしろあの作品がなかったら、あまり深くハマっていなかったかもしれません。TVシリーズでは理解しきれなかった各世界のつながりを把握することができて、「アニメもマンガもきちんと見てみよう」というきっかけになったので。
――『ツバサ』も含めたCLAMP作品の魅力をどのように捉えていますか?
鈴木 最初に印象に残ったのは、絵のキレイさ、かわいらしさですね。あとは、女性キャラクターに憧れを抱くことが多いです。二次元でも三次元でもそうなのですが、私は男性キャラクターを好きになるよりかは女性キャラクターに肩入れしてしまうタイプで。
――なるほど。
鈴木 前回お話した『カレカノ』の宮沢と同じように、『ツバサ』のサクラにも強い憧れがあるんです。『カードキャプターさくら』の桜ちゃんも含めて、彼女の存在がCLAMP作品にハマる大きなポイントだったと思います。
――鈴木さんの憧れの女性像でもあるんですね。
鈴木 3歳のときから桜ちゃんの真似をして「レリーズ!」とかやっていましたし、『ツバサ』のサクラ姫のときは髪型を真似しているくらいだったので(笑)。声優を目指すまではマンガ家になりたいという気持ちもあったので、CLAMP先生の画集を買って『カードキャプターさくら』や『ツバサ』のキャラを模写していました。
――現在に至るまでさまざまな影響を受けていると。それくらいCLAMP作品との出会いは大きかったわけですね。
鈴木 めちゃくちゃ大きかったですね。作品にもらった力もそうですし、真綾さんとの出会いもありました。声優になってからは、念願かなって『カードキャプターさくら クリアカード編』に参加でき、詩之本秋穂というキャラクターを演じることになりました。そのなかでCLAMP先生との交流も生まれて、先生からいただくひとつひとつの言葉が自分の糧になっています。秋穂というキャラクターも含めて、CLAMP先生の作品は自分にとってのお守りという感覚がありますね。

③オタ活にも精を出した
『魔法少女まどか☆マギカ』
ソロの他、音楽ユニット・ワルキューレでも活躍する“みのりんご”こと鈴木みのり。インタビュー連載の最終回では、彼女がグッズを買いあさり、イベントにも足しげく通ったというアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』への愛を語る。
さやかが魔女化するとき、推しの決心を固めた
――3本目に挙げていただいた『魔法少女まどか☆マギカ(以下、まどマギ)』は、リアルタイムで見たのでしょうか?
鈴木 当時、中学生でリアルタイムだったのですが、最初は録画だけしている状態でした。ところが第3話で「マミった!」というフレーズがバズったこともあって「何が起きているんだ!?」とすぐに追いかけましたね。
――第3話は衝撃的な展開でした。
鈴木 いやー、驚きましたね。当時はすでに声優を目指していた時期で、『まどマギ』もいろいろなキャラクターのセリフを真似しながら見ていました。私は、髪の毛の青いショートカットの女の子がだいたい好きになる(笑)。つまり、信じられないぐらいさやかちゃんのことが好きになっちゃって。彼女が魔女化するときに、もう推しの決心を固めました(笑)。
――魔女化のところで。
鈴木 それを機にさらにハマってしまいましたね。アニメはもともと大好きなのでいろいろ見ていましたが、『まどマギ』ほどグッズを集めたり、オタ活に必死になったアニメは他にないかもしれません。劇場版のときには「earth music&ecology」というブランドから発売された『まどマギ』のコラボ洋服も買って、それを着て友達とプリクラを撮ったり(笑)。
――それほどまで夢中になったと。
鈴木 劇場版『叛逆の物語』が公開された年の大晦日、地元の映画館で開催された再上映にもひとりで見に行きましたから。当時中2だったのですが、もうドンピシャで厨二病を患っていて、できれば私も魔法少女になりたかった(笑)。まどかと同じようにノートに衣装を描いていましたし、今考えれば恥ずかしくなるくらいの行動もありましたね。
――当時は変身願望が強かったのでしょうか?
鈴木 変身願望……あったかもしれないですね。変身ものはたしかに好きなんです。小さい頃は『ぴちぴちピッチ』が好きでしたし、マーメイドになりたいと言って絵を描いていた記憶もあります。『プリキュア』だったら『Yes!プリキュア5』が好きで、そのなかで誰が気になると言えば、青や紫の子。『おジャ魔女どれみ』だったらおんぷちゃん。あとは、ちょっと切ない部分がある子に惹かれる傾向があります。
――陰のあるキャラクターに惹かれるところがある。
鈴木 はい。つらい部分もあるけどそれを隠して元気に振る舞っている、そんな健気なところに心打たれるのかもしれません。
――『まどマギ』も、さやか視点で見ているとよりつらい話ですよね。
鈴木 そうなんですよ。でも、救いがないわけじゃないですか。杏子ちゃんと一緒にいることになったので、最終的には良かったのかなと思っています。私はそういう納得をして、グッズを買うときはふたりセットで買うようになりました。

――『まどマギ』は物語もそうですが、その美術や世界観も斬新でした。
鈴木 制作会社であるシャフトの作品を見始めたのがちょうど『まどマギ』や『化物語』からだったので、他のアニメにはない独特の表現方法に驚きました。『まどマギ』で言えば、やはり劇団イヌカレーさんによる異空間のデザインには目を奪われましたね。
――少女が持つ繊細な感情が表現された作品でもありました。
鈴木 声優を目指していたからこそ、お芝居にも注目して視聴していたのですが、まどか役の悠木(碧)さんとほむら役の斎藤(千和)さんの演技がすごく印象的で憧れでしたね。「ああ、声優さんってすごいな」って毎回痛感しながら、必死にセリフを真似して学ぼうとしていました。
――彼女たちのような演技を目標にしたい、という気持ちもあったのでしょうか?
鈴木 そうですね。キャラクターのかわいらしさを引き立てる魔法少女らしい王道の演技でありながら、いざ感情の揺れ動きを表現するときはリアルな言いまわしもある。場面場面に合わせた、丁寧なお芝居だなと中学生ながらに感動したことをおぼえています。
――『叛逆の物語』を見ての感想はいかがでしたか?
鈴木 『叛逆の物語』はパンチがありすぎましたね……。ClariSの「カラフル」が流れるオープニングの映像からもう目が離せなかったです。アニメのキャラが踊るオープニングは珍しくないですけど、『まどマギ』の世界観でもああいうことができるんだなと。しかも、そのダンスが「みんなで一緒に踊ろう」というノリじゃなくて、怖いくらいの映像美に貫かれていて。
――最初からあっけに取られて。
鈴木 はい。あのラストに関しては、本当に開いた口が塞がらないという表現がピッタリで、正直、どこかモヤモヤする気持ちも残りました。ただ、オタ活という面で言えば、作品に動きがあるとそれに付随していろいろなイベントがあるので、それはすごく楽しかった思い出はありますね。
――のちに鈴木さんは『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』にて「万年桜のウワサ」を演じることになりました。『マクロスΔ』や『カードキャプターさくら』もそうですが、想い入れのある作品に関わる機会がありますね。
鈴木 それは本当にありがたいです。声優になる以前に目標としていたことやそれに対して努力してきたことが、徐々に実っているのかなと思います。ただ、この状況に満足してしまうのではなくて、昔、いち視聴者として作品やキャラクターが好きだった気持ちに恥じないように頑張っていきたいですね。
――ちなみに『まどマギ』は、今年でTVシリーズの放送開始から10周年です。
鈴木 そうなんですよ! 何か発表してほしい、いや必ず何か発表があるだろうなと、ファンとしてはワクワクしながら過ごす毎日です!
(※インタビュー後、新作劇場版の製作が発表されました)
日文原文链接:
原网站Febri已闭站
日文网页原图:



登录后可发布评论