【生肉转载】Febri特辑系列——《拔作岛》角色设计松隈勇树(くまた)畅谈制作秘话

取材・文/太田祥暉(oriminart)
来源:日本深度动画内容网站Febri
采访发布时间:2014年11月15日
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書籍『ぬきたし THE ANIMATION ビジュアルファンブック 資料系女子たちはどうすりゃいいですか?』の発売を記念して、キャラクターデザイン・総作画監督を務めたくまたがどのような想いのもと、本作に携わっていたのかを深掘りする。前編となる今回は、原作ゲームに触れたきっかけや、キャラクターデザインを描く際に意識したことについて聞いた。
キャラクターの魅力に取り憑かれた
――くまたさんが原作ゲーム『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳(わたし)はどうすりゃいいですか?(以下、ぬきたし)』に出会ったのは動画サイトだったそうですね。
くまた ワードセンスやお話のバカバカしさがとても面白かったんです。これまであまり触れたことがない雰囲気の作品でしたから、とても気になって……。えっちなシーンをちゃんとプレイしたい!と思い、原作ゲームを購入したことが『ぬきたし』との出会いでした。プレイし始めると、キャラクターの魅力に取り憑かれてしまって……。

――ファンアートを描くようになったと。
くまた そうですね(笑)。モブではあるんですけど、スス子に魅力を感じて、彼女のルートがないとは何事か!とファンアートを描き始めたんです。まだ当時は『ぬきたし2』が発売された直後(2019年秋)だったので、スス子ルートアペンドは配信されていなかったのですが(2020年8月に配信)、どんどん描くようになりました。その結果、えび先生(音楽を担当したえびかれー伯爵)から認知されて、徐々にQruppoさんと知り合ったんです。
ファンアートがテレビシリーズに活きた
――ファンアートを描く際には、浮丸つぼねさん、如月千幸さんのデザインに寄せるために何か意識したのでしょうか?
くまた いえ、ファンアートは完全に自分の絵柄を出しています。要素さえ残っていればいい、くらいの気持ちで描いていました。なので、テレビシリーズの作業時は、アニメーターとしてキャラクターデザインに寄せることを意識しました。ファンアートは、自分が可愛いと感じたポイントをできるだけ強調することを軸にして描いていたので、服についているチェック柄まで必ず描くようにしたり。それが大変だったので、テレビシリーズのキャラクター設定画を描く際には削りましたが(笑)。
――ファンアートを描いていたことが活きた部分もあったのですね。
くまた 大衆に受け入れられるよう意識できたのは、ファンアートを描いていたからこそかもしれません。ファンアートは自分が描きたいことと、えっちになればいい、くらいの意識でしたけれど、テレビシリーズは多くの視聴者に届けることを大前提にしなければなりませんから。
えっちさとみんなが見たくなる塩梅を第一に
――本作が初めてのキャラクターデザインとなりましたが、もともと何かしらの作品でキャラクターデザインを担当したいと考えていたのでしょうか?
くまた はい。Qruppoさんから『ぬきたし』をアニメ化したいという話を伺っていたので、自分も携わりたい!と思ったのですが、とはいえ、実現しても数年後だろうと思っていたので、それまでに自分がうまくなっていたらキャラクターデザインを担当したいな……と密かに願っていたところ、意外と早くアニメ化企画が進行することになって。

――『お兄ちゃんはおしまい!』に参加していた頃ですよね。
くまた 作業途中だったと思います。2022年かな。原画としてもまだ数年くらいのキャリアでしたから、キャラクターデザインをするにはまだまだなんですよ。だからといって、このキャラクターデザインのコンペに参加しない手はありません。結果、採用していただけて、修羅の日々が始まることになったんです(笑)。
――コンペではどのキャラを描いたのですか?
くまた 淳之介と美岬のふたりです。「紙2枚分で何かを描いてください」とラフなオーダーを受け、1枚にはコミカライズで主役を張っていたふたりを描きました。その時点では誰のルートがアニメ化されるかもわからなかったので。もう1枚はヒロインたちの裸のイラストですね。
――そのコンペ時のイラストは、実際のキャラクターデザインと方向性は同じなのでしょうか?
くまた まったくの別物ですね。コンペのときはただただ描いたものなので、ファンアートの延長線でした。とくに戦略もない時期だったので、かなり芋っぽく、ただただムチムチとした絵だったので、どうしてあれで受かったんだろう?と思うのですが……。

――では、実際にキャラクターデザインを務める際に、意識したことを教えてください。
くまた たとえば、『ブルーアーカイブ』のキャラクターはとてもキャッチーで人気ですが、その理由を分析すると、えっちさも感じるけれど、みんなが見たくなる塩梅に落とし込まれているからだと思っていて。そのバランス感の取り方を参考に、キャラクターデザインに着手しました。でも、その目標を達成できたのは、総作画監督として本編に参加していた終盤ですね。制作が大詰めになってようやく、このバランス感かも、と手応えを感じることができました。なので、Blu-ray BOXのパッケージやコミックマーケットで頒布した同人誌の表紙はとても満足しています。
7月21日に公式ビジュアルブックが発売された『ぬきたし THE ANIMATION』。本作の中核に深く関わったキャラクターデザイン・総作画監督のくまたを迎え、制作の裏側を深掘りするインタビュー。後編となる今回は、本編全11話の作業中に意識したことや、放送を終えた今だからこそ感じていることについて聞いた。
削れない要素が多い作品だった
――本作で、それぞれのキャラクターをどのような意識で描いたのかはビジュアルファンブックでのコメンタリーで聞くとして……。プロップデザインにも名前がクレジットされていますね。
くまた この世界観に合わせてプロップを描ける方があまりいなかったので、やむを得ず序盤は自分が中心になってプロップを描いていたんです。キャラクターデザイナーが描いて、製作委員会がチェックをすれば作業時間を短縮できる、という狙いもありました。
――作業時間の話にもつながりますが、『ぬきたし THE ANIMATION』は毎話アクションシーンが描かれるので、作画カロリーも高かったかと思います。
くまた 本作最大のハードルでしたね。自分が総作画監督としてすべてを見られるわけではないにもかかわらず、キャラクター数の多い学園もの、えっちな描写、バトルと作画カロリーが高いものが揃っていて……。どれも削れない要素ですから、バランスよくこなしていくしかありませんでした。とはいえ、要所要所ではここぞ、という方にお願いして、クオリティの底上げを図っていました。たとえば、第1話の銃が映るシーンは、『リコリス・リコイル』にも参加されたじゅり〜さんにお願いしています。とてもいい仕上がりになって安心しました。

――くまたさんはオープニングアニメーションとエンディングアニメーション、そして第1・2・3・6・10話に総作画監督として参加しています。
くまた 第11話はノンクレジットですが、1カットだけ総作画監督を担当しています。作画監督としてTP修正(トレスペイント修正)も行っていましたが、作業が並行していたこともあり、第4話はまったく触れませんでした。第2、3話もほとんど触れていないのですが……。なので、今振り返ると、いちばん手応えがあるのは第1話なんです。作画修正をほとんど全カットに入れられたので、納得のいく画(え)になりました。また、第10話は要点のみの参加でしたが、初めてのふたりの本番シーンは力を入れましたね。第11話の桐香と文乃も、カッコよく描けて満足しています。
OVAはハメドリくんで隠したくなかった
――えっちなシーンについては、どのような意識で描いたのでしょうか?
くまた 楽しんでいましたね。いかんせん、普段エロアニメに参加したことがないメンバーでの制作でしたから、ノウハウがない分、面白い映像にはなったと思います。第1話の作業中に、どの辺が放送で隠されるのか把握できたので、OVAなどでは楽しく作業できました。OVAはハメドリくんで隠したくなかったので、なるべく構図を駆使して性器を隠すようにしました。行き過ぎたところはしっかり隠されちゃいましたが、かなり気合を入れて作業をしたので、ちゃんとえっちになったはずです!
――その他、くまたさんはコンテをチェックする作業もしていたそうですね。
くまた 原作ファンとして、この世界観でその動きや見せ方がOKなのかNGなのかをチェックしていました。また、影付けをカッコよく見せたいカットを、あらかじめコンテに直接影を描きこんだりしていましたね。

――影付けはキャラクターデザインの段階から意識していたのですか?
くまた そうですね。『ブルーアーカイブ』や『Fate』シリーズなどもそうですが、アニメ塗りだけどリッチに見えるゲーム系のイラストを参考にして、撮影にあまり頼らないでもカッコいい画にしたかったんです。この方針はあらかじめ、撮影監督の嶋(哲哉)さんにもご相談していました。
初めてのキャラデザ・総作監だから全力を注げた
――そんな『ぬきたし THE ANIMATION』の放送からもしばらく経ちましたが……。くまたさんは『ぬきたし THE ANIMATION』制作中は、本作の作業にほとんどかかりっきりでしたよね。
くまた 『SYNDUALITY Noir』にも少しだけ参加していましたが、それ以外は『ぬきたし THE ANIMATION』にかかりっきりの3年間でした。本編の制作が終わっても、版権イラストがまだ続いてはいるんですが。この制作中に30歳になって、魔法が使えるようになったのか……と感慨に浸っていたんですけど(笑)。
――(笑)。
くまた 30代に突入する節目を『ぬきたし THE ANIMATION』に捧げたというのも、面白い経験になりました。とはいえ、いちばん面白かったのは、主演のおふたりが結婚したことですけど!


――淳之介役の柳晃平さんと奈々瀬役の石上静香さんが放送直前に結婚、という。
くまた 主演は結婚するし、自分は初めてキャラクターデザイン・総作画監督ができたしと、いろいろな経験ができた作品になりました。自分のことに限れば、初めてだからこそ作品を良くするために全力を注ぐことができたので、濃密な思い出になりましたね。
――それこそ、くまたさんのアニメーター人生におけるターニングポイントになった作品といいますか。
くまた 間違いないですね。えび先生(えびかれー伯爵)とも「これがお互い代表作になるだろうから、コケたら自分らの人生終わりだね」なんて言って励ましあっていましたね(笑)。なので、本当に話題になってよかったです。AT-Xさんの契約者数も増えたようで、ありがたい限りです!

――そんな『ぬきたし THE ANIMATION』の反響を受けて、今回、公式ビジュアルファンブックを刊行することができました。
くまた 本作を面白いと感じてくれた方は、ぜひ原作ゲームもプレイしていただきたいです! 原作ゲームを『ぬきたし2』までプレイすると、エンディングアニメーションの感想が変わると思います。その感想をぜひX(旧Twitter)で呟いてくださると、とてもうれしいです。また、原作ゲームからテレビシリーズでは、どこを残して、どこを削ったのかを比較するのも楽しいと思います。そのうえで、テレビシリーズは原作ゲームの面白さをかなり綺麗なかたちでコンパクトにまとめることができました。これからも愛してくださればうれしいです。
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原网站Febri已闭站
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